2015年 06月 16日
ヘルシンキの夜 |
ディナーで心もお腹も満たされた後で訪れた場所はKolme Kruunua。
創業は1952年のレトロ感溢れるレストラン。
ステンドグラスの窓にぴしっとの糊付けされた白いテーブルクロス。
天井にはPaavo Tynellの照明が店内を彩るクラシカルなしつらえ。
お目当ては併設のBAR。
理由はアキ・カウリスマキの映画にも使われたというお店に足を運んでみたかったから。
賑わうBARの片隅にただならぬ雰囲気を醸し出すマダムがひとり。
まさにカウリスマキ映画に出てくる女優のよう。
マダムとショットグラスに入ったアルコールと共にお店の雰囲気にすっかり酔いしれる。
ほろ酔い気分の余韻を噛み締めながらホテルへと歩く。
深夜のヘルシンキ中央駅も映画”未来世紀ブラジル”の世界のよう。
まるで映画のなかのワンシーンにいる気分。
続きは夢のなかでみることにしようか。
by keicomoss
| 2015-06-16 07:41
| 日々のこと